まちづくり協議会 その3  2007.10.26



 古市校区の「まちづくり協議会」設立のための3回目のワークショップが10月26日午後7時30分から、コミュニティーセンターで開かれました。

 前回、、「古市校区での魅力・自慢」と「困っていること」を出し合って地域の実情を確認しましたが、今回は、そこからもう一歩踏み込んでみようということになりました。

 前回のまとめ
古市校区の魅力
区分 人・組織 集落 農地 河川・ため池 里山







風景   暗がり峠(日出坂)
丹波と摂津の国境
古市宿場町街並み
山川のある田園風景
山間に広がる農耕地
武庫川上流水分かれ
武庫川の冬
武庫川の冬
武庫川の源流
東谷池
紅葉・秋の雲海
松尾山
白髪岳
虚空像山
生き物     圃場にイモリ 舟瀬のホタル
ブラックバス
ヌートリア
メダカ
イノシシ
サル
シカ
植物   名無し木(義経の鞭)   武庫川のススキ
オグラコオホネ
サクラ堤
田松川景観植物
国境の松
植林のされている山 
農作物   春−エンドウ豆
夏秋−枝豆
冬−黒豆
住山ゴボウ
住山の茶
丹波黒豆
  丹波栗
犬飼のタケノコ
松茸山
見内の松茸山










特産   古市の蛸(伝承)
横屋の鰻(伝承)
住山の蕎麦屋
古市焼(伝承)
大歳神社馬場揃え料理
秀月の酒蔵
     
地名等   犬飼の地名由来
「集い」と義経
後家谷
勝負谷古戦場
不来坂と義経
義経伝説
     
石物等   常夜灯
道標(文化14年)
一理松
篠山城築城石の搬出
当野石切場
初田の古墳
波賀野の古墳
  当野鉱山跡
歴史文化 大正琴
舞踊
尺八
篠山藩倉跡
油井城趾
料亭屋敷
初田勘四郎屋敷跡
佐藤栄作の住まい跡
上田家住宅
酒井館跡
当野温泉
油井戸跡
屋号
小学校発祥の地
小学校校章(三種の神器)
  波賀野水車跡
田松川の水運
  
二村神社
大歳神社
稲荷神社
高仙寺
祭り・風習 校区としてのまとまり各集落のまとまり 義士祭
十日戎
愛宕の松明
地蔵盆
古森の山車
子ども相撲(稲荷社)
出雲神社の祭り
波賀野の御輿
   
イベント コーラス
カラオケ
華やぎの会
老人会
肝試し大会
盆踊り
文化発表会
古市塾
旬の市
     



交通   JR駅三つ
福知山線
交通の利便性
国道176号
国道372号
     
建造物   高校
小学校
病院
郵便局
中信金庫
     

古市校区の問題点と課題
区分 現象 問題点・課題 対策
人口減少 人口減少 人口少なく集会ができない 防犯意識(人が少ない)  
少子高齢化 少子高齢化
少子高齢化の進行
高齢化
少子化
高齢者ばかり
老人が多い
高齢者のみの家庭
高齢者の一人住まい
老人が増え地域の活性化
が乏しい
高齢者対策
子供がいない
子供が少ない
子供が地域に残っ
ていない
31戸の集落で幼
児の家が4軒
若い人が少ない
役員の成り手がいない
役が自分に来なければよいとの考え
   
職場 職場がない
働く場所が少ない
産も学もない
参加者の人数
加者少ない
自治会活動に若者の参加が少ない
地域行事に若い人の参加が少ない
勤め人が多く行事に出席できない
村のイベントが多すぎてしんどい
地域での行事が多く生活にゆとりがない
 
地場産業が少ない 古市全体特産的森事のがない    
後継者問題   あと取り問題 地域の後継者が育っていない
農業後継者がいない
農業をする若者が少ない
農業者が少なくなっている
 
農地荒廃 農地の荒廃       農業政策
土地利用    農振地が多く開発に支障 活性化要素の導入進まず
自然荒廃 松くい虫の害      
動植物の減少      
武庫川の水質悪化
田松川土砂が多い
水害
大雨災害受けやすい
  河川の整備
桜の手入れ剪定
空き家 空き家が多い
空き家
持ち金が処分できない 一つの集落として成り立たなくなる  
生活マナー
 (住民意識)
古市駅前駐車マナーの悪さ 他人任せ
無責任な人が多い
自分のことだけやがましい
地域のまとまり難しく個人
的に考える人が多い
古市地区全体のまとまり
が悪い
思想信条の差で神社・寺
の統一不可能
物や人を大切にする教育必要
  新住民との付き合い 古市全体のつながり少ない  
地形 地理的な問題
南北に長すぎる
TV電波の不具合
地デジが映るが心配
防災対策が悪い  
交通
 (基盤整備)
交通量が多い(神戸震災以降)
自動車増加
国道の渋滞
国道176号車で混む
国道176・372号渋滞
交通量、事故率のアップ
道路状況が悪い
道路が未整備
歩道のないところがある
山間部からのアクセス不便
  山間を結ふ交通網の整備
通信・交通・インフラ整備
交通網の整備
国道372号改良
利便施設 近くにスーパー、買い物するところがない
日用品を買う店がない
     
公園がない      
不安要素 篠山市の財政逼 事業費が困難
小学校の建物老朽化
   
小学校の統廃合   まちづくのに一生懸命になっても少し不安がある  


 まちづくり計画の手順として

■現状把握
 @自然特性
 A社会特性
 B特定特性


■解析評価
 @社会潮流
 A問題点と課題
 B方向性(着眼点)
■計画の基本方針
 ・将来像
 ・テーマ
 ・基本方針
■基本計画
 1.
 2.
 3.
■現況踏査
 (事例調査)
 (アンケート調査)
■実現のための施策
 ・アクションプログラム

が整理して提示され、次のステップへと移ることになりました。


 ■問題と課題
  日常生活から(不便・深い・コミュニケーション等)
  社会的な不安(少子高齢化等)
  社会的潮流等の側面(地球環境問題等)
をふまえて、問題と課題を整理することになりました。

 まちづくりの方向性を考えるため、次のポイントを基本において考えようという提起がありました。

○現状から見た改修整備
・問題点の解消
・良い点を伸ばす
○利用者・社会のニーズ
・地区の要望を踏まえる
・将来への希望
○各自のこだわり
・こだわり
・夢実現……
(客観的判断・里の雰囲気) (みんなのことを考えて) (自分のこだわり・ポリシー)
問題点の課題とチェック・補足
課題の要点整理(強み・弱み)
まちづくりの方向性⇒キーワード
○緊急性と役割分担(校区として取り組むべき課題)
○まちづくりの方向性・取り組みの方針(まとめ)

を、みんなで考えることになりました。今回は●の三項目に絞ることになりました。

最初に手順の確認 まず初めに作業の進め方を確認します。
三つのグループに分かれて作業開始。 グループで作業開始
グループごとの発表 グループごとに集約したものを発表します。(1班)
グループごとに集約したものを発表します。(2班) グループごとの発表
グループごとの発表 グループごとに集約したものを発表します。(3班)
各班から出されたものを集約します。 グループの集約

 出てきた課題(強み・弱み)を次のように集約しました。
○強み
 ・歴史、史跡
 ・景観
 ・特産物
 ・イベント
 ・交通の便
○弱み
 ・積極性
 ・少子高齢化
 ・生活道路
 ・PR不足
 ・働く場所
○機会
 ・田舎暮らしブーム
 ・食、農への感心の高まり
 ・インターネットの普及
 ・自然保護
 ・団塊世代のリタイヤ層の増加
 ・通過交通の増加
 ・国県のツールリズムの支援
 ・国際観光の推進
○脅威
 ・他地域でも活性化重視
 ・都市住民のニーズの個別化、複雑化
 ・質に対する要求の高まり
 ・低支出型交流の増加
 ・自然魅力資源の荒廃(川・農地・里山)
 ・少子高齢化で担い手不足
 ・三田等への若者の流出

 今回は、まだ明確なキーワードの所までは確定できませんでした。

 次回は11月16日の予定です。
200710.27