平成18年度の篠山市教育委員会の事業として「小地域活性化事業」という名前の事業を受けることになりました。 ややもすれば萎んでいく地域のコミュニケーションを少しでも活性化しようという目的の事業です。 あれこれと思案をし、プロポーザル方式で提案を求めたのですが、どうも一長一短があってしっくりいきません。全ての住民が参加出来ると言うことが前提であり、この事業を行うことによって、地域のコミュニケーションが誘発されていくものでありたいわけです。 「ウナギを喰う会」というのを一昨年に行いました。自分たちでウナギを焼いて、みんなで試食し、そのあと、村作りについて大いに話が盛り上がったのです。 大事なのは、「話が盛り上がる」ということで、「ウナギを喰うこと」が第一の目的ではないのです。 他の地域でのこの事業を見ていますと、「三世代交流」や「一大バーベキュー大会」、「花造り運動」、「健康チェック講座」など、工夫されています。 補助事業は単年度だけのもので、村作りの起爆剤なのです。補助金があるから事業をするのではなくて、誘い水であるのですから、一発事業ではないものをしたいなぁと考えています。 まだまだ日がありますから、ゆっくりみんなで考えたいと思っています。何かよいアイデアがありましたらお寄せください。 プロポーザル方式 「こういう風にしたい」、「これだけの経費を必要とします」、「こういう効果があります」と提案を受け、その中で最も趣旨に添う提案を受けて、提案者に事業を執行してもらうことです。資金は事業主が用意しますが、アイデアの構築と実行は提案者がします。参画と協働とも理解できます。 最近は、「建築物の設計」や「まちづくり」についてもプロポーザル方式がたくさん取り入れられています。 |