古市義士祭


 古市は赤穂浪士の一人「不破数右衛門」の両親と、数右衛門の二人の子ども(兄妹)が暮らした所で、討ち入り決行を控えて、数右衛門が密かに両親に別れを告げにやってきました。

 その時、母から預かった白襦袢を着込んで数右衛門は討ち入りに参加しました。

 その襦袢や刀は、彼の遺品として宗玄寺へ送り届けられたのです。<詳しい史料は>


昭和15年の義士祭の様子

数右衛門の遺品のレプリカ

 昭和6年、古市村の村長(上田寅之進さん)が義士奉賛会の会長となって、村を挙げての義士祭が盛大に行われました。

 戦中・戦後の10年間ほど中止になっていましたが、昭和30年に子ども会の行事として復活後、今日に至っています。2006年で通算64回目を迎えることとなりました。

 本場の赤穂には一歩譲りますが、なかなかどうして、今や片田舎の義士祭としては、鶏頭となるも牛尾とならず、がんばっています。

 今年からは、正式に「義士奉賛会」が復活して、たくさんの方が会員になっていただきました。

 あいにくの空模様を心配する中、ちびっ子義士たちは、堂々と村の中を約2qにわたって練り歩きました。

 古市小学校の2年生は、「竹太鼓」の演奏会も開いてくれました。

 用意された300食の「討ち入りソバ」も、ペロリとみんなで平らげました。

 来年も12月14日に開催されます。どうぞ「討ち入りソバ」を食べに来てください。

 
小学生絵画展 古市小学校6年生
生け花の展示 地元有志
写真展 丹南老人写真同好会
お茶席 地元有志 <無料>
短歌の展示 地元有志
俳句の展示 地元有志
餅つき大会 古市商工振興会
露天のお店 神農会の方々
竹太鼓の演奏 小学2年生
子ども義士行列 小学6年生と地元の幼児・低学年たち
討ち入りソバ 地元有志 <無料>
不破数右衛門の両親の法要 義士奉賛会


露天の店も出て、餅つきも用意万端

早くも試食開始

ソバも準備が整いました

碑の前の用意も完了

お茶席もどうぞ

展示会の用意もできました

2年生の竹太鼓の演奏でーす
いざ出発  観客がいっぱい
エイエイオー! と勇ましく
竹太鼓のみんなはソバに挑戦

大石内蔵助でござる

雨は大丈夫かな?

エイエイオーでござる

討ち入り後のソバは格別じゃー